残留塩素とは?

・殺菌効力のある塩素系薬剤を有効塩素といい、殺菌や分解してもなお水中に残留している有効塩素を残留塩素といいます。

・残留塩素を見ることで「どのくらい殺菌力がある水」なのかがわかります。

水道水に塩素が含まれる理由

水道水に塩素が含まれているのは消毒のためです。

水道水の原水となる河川や湖の水には、さまざまな病気の原因となる微生物などが含まれている恐れがあります。

塩素には強い殺菌力があり、このような病原微生物の細胞膜を破壊して死滅させるのです。

そして消毒された水は、外部から雑菌等が侵入することのないよう、水道管を通って各家庭まで運ばれていきます。

日本の水道水は世界的にみても非常に安全性が高いことで知られていますが、その理由の一つは塩素消毒がきちんとおこなれているからなのです。

水道水の塩素の量

水道法では、安全性の観点から蛇口時点での水道水中の残留塩素を0.1㎎/L以上保持するように定められています。

一方、水質管理項目の中では、味やにおいの観点から1㎎/L以下という目標値も設けられています。

また、各水道局において独自に残留塩素の目標値を0.3~0.6㎎/L以下程度に設定していることも多いです。

実際の残留塩素の量は原水の水質などによっても異なりますので、お住まいの地域の水道局の情報等を確認していただくことをおすすめします。

塩素のデメリット

◆人体への影響

水道水に入っている塩素が発ガン性のトリハロメタンの元になっています。(トリハロメタンについては別紙参照)

また、塩素は呼吸器の粘膜を傷つけ、喘息等の呼吸器疾患を悪化させることになります。

さらに、塩素は血管障害を引き起こし、心臓病や脳卒中の原因にもなるといわれており、また、アレルギー疾患そのものとの関連も取りざたされているのです。

◆肌トラブルを引き起こす

アレルギーで肌トラブルに悩む方には塩素は大敵です。塩素に触れたり、吸ったりした場合、皮膚やのどの粘膜から水分を奪い、例えば塩素のきついプールで泳ぐと、髪の毛や皮膚がドライスキンになったり、小じわの原因もにもなると報告されています。

また、金魚などの生き物を飼っている方は、塩素の入った水道水をそのまま使うのは不安ではないかと思います。

面倒なカルキ抜きをする必要が無くなります

◆ビタミンを壊す

水道水で、野菜・米・レバーなどの食品を洗うと、ビタミンの10~30%が損失することが星薬科大学の分析で明らかになりました。

例えば、おキャベツの千切りを氷水などにつけるとシャキッとすることは料理のコツとして知られていますが、この方法だと、どんどんとビタミンが還元され低下していくのです。

残留塩素の入った水道水で野菜やお米を洗うと、ビタミン類(B1.B2.C)を30%近く損失してしまいます。

なんと!干し椎茸を戻す際などのつけ置きも、多くのビタミンが減少してしまうのです。

◆味わいや臭い

味わいやにおいの面でも影響が生じることがあります。

水道水を使うときに、独特の「カルキ臭」を感じたことがある方も多いかもしれません。塩素消毒されているプールでもお馴染みの鼻にツンとくるようなにおいです。

お住まいの地域や季節によっては、水道水に使われる塩素の量が多くなり、それによってカルキ臭が生じることがあります。

カルキ臭は、そのまま飲むときにはもちろんのこと、飲み物や料理を作るときにも影響を与えることがあるといわれています。

味を損ねる原因であった塩素とカビ臭を取り除き、雑味がなくなります。
塩素の無い良い水は素材の味を引き出します。

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