磁気水

磁気水とは、磁気により何らかの効果が付与（活性化）されたと称する水のことです。

根拠のない効用をうたう磁気処理装置の販売業者による被害が続発し、2005年には取扱業者に対して公正取引委員会による排除命令も出されています。

磁気が水に何かの効果を与える事に関しては疑問が多く、配管内のスケール（付着物）を抑えるなどの効果が報告されていますが、効果があるという報告と、無いという説が混在しています。

また、東京都の調査によれば、活性器の効果として以下の物が掲げられており、これらに対して、「因果関係について客観的な事実に基づく説明は得られない」、もしくは「回答自体が得られない」として景品表示法違反（不当表示）を指摘しています。

＜景品表示法違反の例＞

• 水の構造に対する効果
  • 水のクラスターが小さくなる。
• 水の性質等に対する効果
  • 水がおいしくなる。まろやかになる
  • 水道水に含まれる有害物質を除去する
  • カルキ臭を抑える
• 水を利用する際の効果
  • 炊飯に使うと、ご飯がおいしく炊ける
  • コーヒー、お茶、水割りなどがおいしくなる
  • 野菜を洗うと、野菜についている農薬をよく落とす
  • 植物の生成が早まる。切り花が長持ちする
  • お風呂に使うと浴槽に垢がつかない。体がよく温まる
  • 洗濯に使うと少ない洗剤で汚れを落とす

など。

また、活性水（磁気水）は、浄水器では無いため、残留塩素やトリハロメタンなど、有害物質を取り除くことは不可能です。

浄水器に活性機能を持たせた製品もありますが、(株)エイチツーはセントラル浄水器のメーカーとして、科学的な根拠のない、または実証されていない機能は盛り込んでおりません。

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